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「原巨人軍監督が元暴力団員に1億円払っていた」などと題した記事が、21日発売の「週刊文春」に掲載されていることが分かり、読売巨人軍は20日、「これまでの取材経緯などから、原辰徳監督と巨人軍の名誉を傷つける記事になる」として、発行元の文芸春秋を相手取り、近く損害賠償請求訴訟を起こすことを明らかにした。
巨人軍の桃井恒和社長らが報道陣に対して、原監督が被害者となった恐喝事件の経緯を説明し、「原監督が反社会的勢力に金銭を支払った事実はない」と述べた。
「1988年頃の原監督の女性問題が書かれた日記がある。表に出さないようにするが、金がいる」などと言われ、1億円を要求された。原監督は恐喝だと感じたが、女性の日記には88年当時の選手2人の名前もあり、この2人が06年にコーチになっていたことから「表に出たらチームがガタガタになる。球界関係者なら助けてくれるだろう」と思い、球団に相談せず、2人に金を支払った。
球団が問題を把握したのは09年4月。別の男が球団に対し「監督の手元に渡った日記を返してほしい。返してくれなければ大騒ぎする」などと要求したことから、球団が調査し、恐喝の被害が判明した。
警察当局から、原監督を恐喝した男2人と、球団を脅した男の計3人はいずれも暴力団員ではないことを伝えられた。
桃井社長は〈1〉原監督は恐喝の被害者であり、反社会的勢力に対し、違法、不当な資金提供はしていない
〈2〉原監督は反社会的勢力と交際したことはなく、利用したこともない――として、原監督の進退問題にはならないとした。
また、事件の詳細については、前球団代表の清武英利氏ら4人しか知らなかったことや、
清武氏が解任直前に「原監督の弱みを握っている」と球団職員に話していたことなどを挙げ、
「清武氏がこの報道に関与していると監督も私も思っている」と述べた。
一方、原監督は「たくさんの選手を指導するプロ野球の監督という立場にある人間として、深く反省しています」などとするファンへのメッセージを書面で発表した。
さらに、「清武さんへ」と題した書面も公表した。
gooニュースより抜粋
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2012-06-20 18:47
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