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フィギュアスケート女子の06年トリノ・10年バンクーバー五輪代表で、2007年と11年の世界選手権で優勝した安藤美姫(25)さんが、日本スケート連盟の特別強化選手から外れていたことが10日、分かった。
安藤さんが昨年10月に今季のグランプリ・シリーズ欠場を決めた際に、合わせて強化指定辞退も申し出たという。
2シーズン連続で競技から離れている安藤さんは、所属していたトヨタ自動車を今月1日付で退社している。
安藤さんの公式フェイスブックで明らかにし、同社も「昨年10月ごろ、本人から『2季連続で休養することになったので、退社したい』と申し入れがあったため了承した」と退社を認めた。
コーチ未定、所属先もなく、強化指定からも外れた安藤さん、14年ソチ五輪シーズンはどうなるのでしょう?
以下、安藤さんの10日の公式フェイスブック全文
[所属契約満了について]
契約満了にともない、2013年1月1日付で、安藤美姫はトヨタ自動車を退職いたしましたことをお知らせいたします。
トヨタ自動車様のご支援を最初にいただいたのは、2006年のことでした。1年契約を毎年更新しながら、社員スケーターとして歩んできましたが、2011年‐2012年と連続して公式戦に出場することができず、社員としての義務を果たすことができませんでした。これが契約満了とした理由です。
「ソチまでやるんでしょう? もちろん支援しますよ」とトヨタ自動車さんからはやさしいお申し出をいただきました。しかし、2011-2012の契約期間中に、「公式戦出場」という最低限の結果をも残せなかったことは事実です。このことを厳粛に受け止め、今回の決断となりました。
以下は安藤美姫のメッセージです。
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「トヨタ自動車の皆様、長期にわたり、ご支援いただき、ありがとうございました。試合の応援だけでなく、海外での練習にも同行してサポートしてくださるなど、きめ細かくご支援いただいたことに、心から感謝しています。
なかでも忘れられない思い出が二つあります。ひとつは、2006年の全日本選手権でケガをしたあと、
新入社員のみなさんが千羽鶴と寄せ書きを贈ってくださったこと。ケガを克服する勇気をいただきました。いまでも私の宝物です。
もうひとつは、2010年の全日本フィギュアスケート選手権(長野)に、
バスを連ねて応援にきてくださった社員のみなさんのこと。私のことを仲間として受け入れ、
自分のことのように喜んでくださるみなさんがいらしたからこそ、優勝できたんだな、といまでも思います。
契約は満了しましたが、来季も応援してくださったみなさんの顔を思い出しながら、試合に出場するつもりです。
生涯忘れ得ないあたたかいご厚意を、ありがとうございました。」
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2013-01-11 12:20
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